PCX160のABSセンサーリング取り付けの為の工具準備の記事です。
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｢じゃあ穴開けてボルト留め用にネジ切るか～｣となったら、タップが無ければどうにもなりません。
当初、｢どうせそんなに使う訳じゃ無いから安いので｣と思ったのですが、タップ選定を実際にしてみて解った事を書いておきます。
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大前提としてタップでネジを切る場合、同一サイズで先、中、上の3種類(又は中、上の2種類)が必要です。
ファクトリーギア様より拝借 左から先、中、上
穴に対し真っ直ぐにネジを切る為、先端にガイドとなる刃が無い(又は浅い)部分のある先や中を使った後に上で仕上げる感じとなります。
つまり、中華セット等の各サイズのタップが1本ずつしか入っていない物では新たにネジ切りをするのに不向きなのです。
そもそも使いもしないサイズのタップやダイスがあっても無駄なだけなので、良質な物を必要なサイズだけ買えば良いと思います。
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次に材質です。
大量にネジ切りをする場合、タップが熱を持つので熱耐性の高さからHSS鋼が良いですが、手作業で数箇所行うだけならSKS鋼でも充分です。
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これらから選んだのはノギスを愛用中の新潟精機(SK)のタップドリルセット M5。
中華セットが2K位なのを考えると高価ですが、国内切削専門メーカー製だとタップ1本で3Kとかしますから、下穴用ドリルも付属しリーズナブルです。
Amazon様よりSS
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届きました。
ハンドルの代わりにコーケンの3/8用タップホルダーを買いました。
買ってはみたものの、なかなか使い所が無いスライドハンドルと組み合わせるとタップハンドルになります。
ソケット工具なので下の画像の様にエクステを繋げたりも可能です。
