ここ数日、ETC車載器を付けるか否かと、付けるならETC2.0が必要かを調べていました。
ETCカードも届いたのでそのまとめです。
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社用車でしょっちゅう高速に乗るのですが、渋滞情報や規制状況、それに落下物情報まで表示され、「ETC2.0って便利かも」と思わされます。
然し現状、二輪車用のETC2.0機器にはディスプレイは疎か、音声すら出力されず全くと言っても過言では無い位役に立っていません。
BTで音声出力する実験をミツバサンコーワさんでやってみたらしいですが、情報の選別が不可能な為喋りまくってしまい煩わしいので不採用としたらしいです。
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ETC2.0割引に至っては未だ社会実験の域を出ておらず、圏央道ほか数路線のみの有様。
では実際どれだけ安いのかを調べると、呆れ果てる様な少額割引でした。
NEXCO東日本様より拝借
高速道(中央道はそもそも高速道扱いでは無い)をETC未使用で利用すると高額なので、車載器を搭載する事自体は良しとしても、割引は該当区間の走行距離に対してなのでちょっと走る位ならETC1.0と1円も変わらないパターンが多く見受けられました。
ルート1は八王子から16号へ降り横浜町田から再度乗るパターン、ルート2は上り線で東名東京回りのパターン、ルート3は八王子JCT経由の普通ルート。
普通のルートが結構高いのもアレですが、途中乗らないルートより約400円高く、30分早い程度でした。
この差がメリット(又は許容)出来るならETC2.0搭載を考えても良いかも知れない。
年に何回圏央道を使うかは知りませんが(笑)
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もう1つのメリットとして途中で高速を降りても(一時退出)2時間以内に乗り直すと継続利用扱いになる事。
但しこれも実験要素が強く、対応する道の駅とセットです。
要するにお役所仕事と云う事ですね。
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他にも渋滞時の迂回情報提供等有りますが、スマホが発達しすぎて要らない機能に成り下がっていますし、そもそもバイクではインジケーターランプが点滅するだけですから。
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残るはセキュリティ強化の為、2030年に旧セキュリティ器が使用不可になる事位でしょう。
私も勘違いしていたのですが、新セキュリティ対応のETC1.0は大丈夫らしいので、処分価格で売られている一部の機種だけ対象の様です。
あと6年も先ですが、あくまで最長なので前倒しの可能性もゼロではありません。
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結果としては在庫が有るなら半値位で買える旧セキュリティ器を付けるのが現実的ですかね。
これでも購入取り付け費をペイするのは不可能でしょう。
国立府中の様にETC専用に変わったICも多いですから、いざという時に高速に乗れる事がメリットだと考えるならアリかもしれません。
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と云う訳でETCを取り付けようとナップスへ向かいました。
ナップス様より拝借
ところが在庫限りの1.0車載器は売り切れ。
1.0だとコミコミで40kちょいで現行機2.0との価格差は僅か4k。
ん~、いざと云う時用の機器にこの価格はちょっとなぁ・・・
結局保留としました。
店員さん曰く、次のキャンペーンまで待ってみるのも手ではとの事でした。
やりますかねぇ( ̄▽ ̄;)