こんばんは
今日は、先日お伝えした発達障害の中の
自閉症スペクトラム(ASD)特性
に似た特徴を持つお子さんの対策例を
お話していこうと思います
沢山あるので、効果が高かったものを
ひとつづつ取り入れていってみて下さい
また、他の子どもたちとちょっと違う行動や
発達を見せる子どもは大勢います
それは発達障害のせいかもしれませんが
病気とかではなく、それぞれの得意不得意を
言語化したものだと私は捉えています。
今の完璧社会では、その不得意が生き辛さに
直結してしまうってだけ
なので、不得意でもなんとか出きるようになる
それぞれの問題に対処するスキルを
身に着けて行きましょう
1. コミュニケーションの困難
問題: 自分の気持ちや考えを言葉で表すのが難しい。
また、他の人の表情やジェスチャーを理解するのが難しい。
対策:
- 絵や写真を使う: 話すのが難しいときは、
絵や写真を使って伝えたいことを表現するのが
助けになります。
例えば、食べ物の絵カードを用意して、
「お腹が空いた」「お水が飲みたい」などを指差して
伝えます。 - 簡単な言葉を使う: 短くて簡単な言葉を使うと、
お互いに分かりやすくなります。
例えば、「座る」「立つ」「食べる」などの単語を
使います。 - ジェスチャーを練習する: 基本的なジェスチャーを
一緒に練習します。
例えば「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」
のジェスチャーを鏡の前で一緒に練習します。
2. 限定的な興味と行動
問題: 特定のことにとても強い興味を持ち、
そればかりに夢中になる。
同じ行動を何度も繰り返すことがある。
対策:
- スケジュールを作る: 何をする時間かを
決めておくと安心します。
例えば、朝はお絵かきの時間、
昼はお外で遊ぶ時間などと決めておきます。
壁に貼るスケジュール表を作り、
絵や写真を使って分かりやすくします。 - 新しいことを少しずつ取り入れる:
急に違うことをするとびっくりしてしまうので、
少しずつ新しいことを取り入れるといいです。
例えば、毎日5分だけ新しい遊びをしてみるなど。 - 得意なことを活かす: 子どもが特に好きなことを見つけ、
それを活かして新しい学びや活動につなげます。
例えば、電車が好きなら、電車の絵を描く活動や、
電車に関連した本を読むことを取り入れます。
3. 感覚過敏または鈍麻
問題: 大きな音や明るい光、触られることに対して
過剰に反応したり、逆に感じにくかったりする。
対策:
- 静かな場所を作る: 大きな音が苦手な場合は、
静かな場所を作ってあげると安心します。
例えば、自分の部屋にイヤーマフや耳栓を
用意しておくと良いです。 - 柔らかい光を使う: 明るい光が苦手なら、
柔らかい光を使ったり、カーテンで光を
調整したりします。
例えば、夜は柔らかいライトを使い、
昼間はカーテンを半分閉じておくなど。 - 感覚に合った物を用意する: 触るのが好きな素材や、
逆に苦手な素材を見つけて、それに合わせた
おもちゃや服を用意します。
例えば、柔らかいぬいぐるみ、特定の布地の服を
選びます。
こうした方法を使って、自閉スペクトラム症の子どもたちが
安心して楽しく過ごせるように手助けすることが大切です。
家庭以外の園や学校、お友達の親御さんに伝えて対策を
お願いできたり、本人も、自分の特性をコントロール
しやすくなるので、試してみて下さいね