平和旬間となりました。カトリック教会ではこの期間、戦争のない社会、平和の実現のために祈る期間となっています。

 

私は2020年1月に広島を訪ね、リニューアルされた原爆資料館や、市内の戦争跡を見て来ました。

ちょうど問題となっていたのが、旧陸軍被服支廠の解体です。国は保存予算がないと4号棟を解体の方針、県も1棟残して、3,4号棟を解体との案を示しましたが、多くの反対をもって、今のところ、まだ存在しています。

今朝の朝日新聞2面に、それに関する記事が載っていました。

 

コロナでの予算にいったいどれだけ使っているか。防衛費にどれだけ使っているか。東京オリンピックにどれだけのお金をかけるのか。

予算が無いとはどのマスクが言うのか。

原爆を受けて、なお残っている被爆建物を、ぜひ残してほしい。慰霊の場所でもあります。

大きいんですよ。そして、爆心地から離れた場所にあります。電車とバスで移動しました。一個の原爆の大きさを実感する位置にあります。

1月の記事に写真をUPさせてもらいましたが、なんと、YouTubeにその映像がありました。一つ紹介しますが、いくつもありますので、検索してみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=ItWOxZyZUAs

 

町全体がやられたんだな、否、市全体がやられた・・・広いですね。ちょっと移動してその熱から逃げる、なんてできません。爆風でゆがんだ鉄の窓。原爆の日の事、そして原爆に至る前の戦争に出かけていた時代の事を、強烈に感じ取れる場所でした。

GO TO ヒロシマ とコロナのこの時期にいう事はできませんが、コロナがおさまるまで解体しないでいただき、多くの人が見に行くことができるようになりますように。そこで、亡くなられた(殺された、と言うべき)人達が、安らかに眠れますように。

 

広島の皆さんだけの問題ではなく、日本の問題として、やっと、全国版の新聞にも載ったこと、よかったです!

 

↓今日も今日とて・・・

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