広島駅から呉線に乗り換え、呉湾の海を車窓に見ながら、呉駅に到着。まず、カトリック呉教会に立ち寄りました。
呉駅で教会に行くバスを訪ねても、すぐにはわからず、何番の循環バスとか、何番のどこ行きとか、言われたバス乗り場で停車しているバスの運転手さんに確認しても、これじゃないなど、、、カトリックの人口少ないですからね、プロテスタントと合わせて日本人の1パーセントになってしまっているそうです言われて見れば、外人の人数が増えていて、人数的には多いのですが日本人は減ったかも・・・。呉でも、あまり知られていないのかもしれないな、と淋しく思いながらも、ようやく近いバス停を通るバスに行きつき、
本通4丁目より徒歩 ようやく見つけました。
2001年にミサが始まって80年、教会が出来て70年といいますから、1921年に信者が集まっていて、1931年に教会が建てられたということでしょうか。この建物は戦後の木造の物で、呉に進駐した英連合軍、イギリス、カナダ、オーストラリア、及び米国軍から送られたステンドグラス6枚、と他3枚のステンドグラスが窓を飾っています。
↓無原罪の聖母のステンドグラス
↓これは、キリストの洗礼 洗礼者ヨハネがイエスに洗礼を授けている場面です。
イエスは洗礼を受ける必要はありませんでしたが、へりくだって人と同じようになり受けたのではないかと言われています。
聖堂内はこじんまり、両サイドにイエス像 左 と聖母像 右
カトリック教会にはそれぞれ守護の聖人等、名前がつけられているのですが、この教会は無原罪の聖母の教会です。祝日は12月8日で、日本の海軍がハワイを攻撃した日がちょうどその日に当たっています。聖母が望んだわけではありませんよ。その日に導かれたのは、戦争の罪の重さが聖母のとりなしによって包まれるようにとの神の計らいではないかと信者の間では考えられています。
海軍の基地でもあり、空襲もたくさん受けた町。
今もマリア様が呉を見つめていらっしゃる・・・ 私の罪も・・・
↓呉港の海上自衛隊の船