2019年11月24日、長崎、広島をまわって、原爆について、語られたフランシスコ教皇。世界に向けて核兵器廃絶を訴えました。日本はそのメッセージを受けて被爆国として何をなすべきなのか、理解し、力づけられたのではないか?と思いたかったのですが、

 

先日朝のニュースで一度だけ、この報道を聞きました。

@広島の旧陸軍施設の解体

この施設は被爆した建物として非常に価値が大きいとされているにもかかわらず、管理や安全対策で83億くらいの予算がとれないとして一部を残し、解体してしまうという報道です。

http://www.arch-hiroshima.info/arch/hiroshima/hifuku.html

広島市は12月4日にその方向を出したようなのですが、まさに教皇様の話を聞いたばかりでえーん

唯一の被爆国としてできることは、歴史的建物の保存なのではないのか!

 

花見やら、スポーツの競技場、戦闘機の値段たるやびっくり

防衛費5兆円超え+戦闘機です。

https://www.mod.go.jp/j/yosan/yosan_gaiyo/index.html

○ 戦闘機(F-35A)の取得(6機:681億円) ※ その他関連経費(整備用器材等)として、別途407億円 を計上
とあります。昨日は令和2年度の国の予算も発表されましたね。

防衛省の予算が一気に上がったのは、たしか稲田大臣が就任した時。そんな膨大な予算の中から、

平和への願いとして被爆建物を残す予算がとれないものなのか、原爆ドームと一緒に世界遺産でもいいくらいのものかと思うのですが。

恥ずかしい国 日本ショボーン

とならないように、広島市には頑張ってほしいです。

広島市民の方々は反発されていると聞きますが、これは広島市民だけでなく、日本に住む私達みんなが声をあげなければいけないものだと思います。ネットでの署名運動もあるようですが、注意が必要だとも言われているので、FACE TO FACEで、ないかなあキョロキョロ

 

↓原爆で亡くなられた方々のことが伝わってくる

そしてその大きさが迫ってくる 堀川恵子さんの本。

教皇様の言葉を聞くだけで終わりませんように。

こんな本も読んでみてはいかがでしょうか。

そして、戦争の歴史の跡を後世に残せますように!!

 

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