息子が「胃がずっと痛い、病気なんじゃないか」「医者へ連れて行ってほしい」と言い出しました。母親はありのままの息子を認めると言う意味で、「大丈夫だよ、そのままの息子でいいんだよ」と言いましたが、「どうして大丈夫って分かるの?」「やさしくしとるつもりかもしれんけど、そのままでいいって感覚が怖いよ?病気かもしれんじゃん、何で連れて行かないの?」と怒りました。
熱でも出れば医者へ連れて行くよと言いたくなりましたが、子どもへの答えはきっとそういうことではないんですよね?でもどう言っても怒るのでわたしはどうしたらいいか分からずもう謝るしかなくてごめんね、辛いんだよね、ごめんね。わたしのせいでごめんね、と謝りました。

<解説>

>「胃がずっと痛い、病気なんじゃないか」「医者へ連れて行ってほしい」と言い出しました。
登校刺激から身体症状を出しています。症状として病気の症状ですが、実際に病気がある可能性は極めて低いです。

>大丈夫だよ
息子が辛いよと言っていることを否定することになります。共感とは、そうなの辛いね、と言ってあげることです。

>そのままの息子でいいんだよ、と言いましたが、「どうして大丈夫って分かるの?」「やさしくしとるつもりかもしれんけど、そのままでいいって感覚が怖いよ?病気かもしれんじゃん、何で連れて行かないの?」と怒りました。
この息子の言葉の意味を考えてあげてください。大人のように計算尽くで言っている言葉でなく息子の素直な心からの言葉です。息子の心が辛いよと言うMSGを母親は認めて、息子が考えた解決策を母親は、即座に、100%だけ、笑顔で叶える必要があります。

>熱でも出れば医者へ連れて行くよと言いたくなりましたが、子どもへの答えはきっとそういうことではないんですよね?
上記の様に息子なりに心の辛さを言葉で表現できないので、身体症状で表現しています。息子なりに意味がある言葉です。

>でもどう言っても怒るのでわたしはどうしたらいいか分からずもう謝るしかなくてごめんね、辛いんだよね、ごめんね。わたしのせいでごめんね、と謝りました。
当面の対応はこれで良いですから今日、息子を小児科に連れて行ってください。それでも息子を病院に連れて行くというと、息子の方で行かない可能性の方が高いと思います。

息子の胃が痛いことは事実です。しかし息子の胃の痛みを母親が理解したと息子が理解したときには、この胃の痛みがなくなることが多いです。