自分を殺せと何度も言ってきました。大事な子が苦しんでて殺せと言ってるのに、何で出来ないんだ。可愛くないのか。それで楽になるのに何で出来ないんだ。自分を大事だと言うなら、しかるべき対応をして助けてくれ。それができないなら殺してくれ。助けられてる気がしない、と言ってきます。

<解説>

>自分を殺せと何度も言ってきました。
これは子どもから母親へのテストです。

>大事な子が苦しんでて殺せと言ってるのに、何で出来ないんだ。可愛くないのか。それで楽になるのに何で出来ないんだ。
それほど自分が辛いと言う意味と、母親が自分を辛いと気づいていると確信している子どもの言葉です。

>自分を大事だと言うなら、しかるべき対応をして助けてくれ。
これは母親が対応をしていないと言う意味ではないです。してくれているけれど子どもの辛さが解決していないという意味です。又、子どもも解決法が無いことを知っていると推測されます。それ故に、自分を殺せという言葉を使っています。ただし、母親に子どもが殺されることを求めているのではないです。辛くて辛くてどうにもできないと言う意味です。

>それができないなら殺してくれ。助けられてる気がしないと言ってきます。
言葉自体から、母親の対応が子どもの心を楽にしてきていないという意味でしょう。けれど母親には今以上の対応法ができない、分からないという意味だと思います。子どもがこの言葉を言ったなら、母親も「それじゃあ、一緒に死にに行こう」と言って、お母さまも外出する準備をなさると良いと思います。常識に反する対応ですが、このお母さまの反応で、子どもの荒れがどこかの時点で収まるはずです。

子供は死にたくて殺してくれと言っているのではありません。母親の対応が子どもの心の辛さを解決してくれていないと言っているのです。しかし母親は母親として可能な限りのことをして居ます。その母親として可能な限りのことをしていることが子どもに伝わっていません。しかし母親がしに行こうとしていることは子どもとして母親が命をかけて子供を守ろうとしていることが伝わります。その結果、子供の方で殺せと言わなくなります。母親を信頼し始めます。