不登校から学校に行っている子どもの母親からの話です。
中学不登校、遅れて通信制高校卒業後心理学を学ぶ為に大学に行くと言って大学で学んでるそうです。でも大学に殆ど行っていません。母親がメンタルケアをしなくてはいけないと考えています。子どもの将来を心配しています。

<解説>

>中学不登校、遅れて通信制高校卒業後心理学を学ぶ為に大学に行くと言って大学で学んでるそうです。
子どもが無理をして(=よい子を演じ続けて)いるのが今の息子の姿です。心のエネルギーが極めて低いです。心のエネルギーはマイナスではないですが、極めて0に近いと推測されます。子どもがよい子を演じているのを母親が見抜けないのは仕方が無いです。きっと母親は色々な機関で相談したと思います。しかし子供の心を知っている人に出会わなかった不幸もあります。

穿った推測ですが、子どもが心理学を選択した理由は、大学に行かなくてはならい、どこかの学部に属さなければならない、内容は分からないけれど心理学しか思いつかないといういみでしょう。心理学しか思いつかなかったのは、普段から心理に関する話を周囲の人から聞いていたからではないからではないかと推測します。つまり子どもは自分の意思から心理学を選択していないし、大学すら選択していなかったのではないかと思います。よい子を演じていたと言う言葉で表現できる子どもの姿だと思います。

何故子どもが通信高校進学へ進学したのかMSGに書かれていないのですが、多くの子供について私の経験から、この子どもは自分の意思で通信高校に進学したのでは無いと推測します。きっとこれは、子どもがよい子を演じていたのだと思います。それでも通信高校に行けるだけの心のエネルギーが残っていた、心のエネルギーが極めて低かったけれど、よい子を演じるだけの心のエネルギーを持ち合わせていたと言うことではないかと思います。それだけでなく大学まで進学しているのですから、対応次第では心のエネルギーをもっと大きくして上げることができたのではないかと推測します。

>大学に殆ど行っていません。
心のエネルギーが0になったという意味です。よい子を演じきれなくなったという意味でしょう。MSGから、心のエネルギーがマイナスになったという子どもの姿は書かれていません。

>母親がメンタルケアをしなくてはいけないと考えています。
このことからも、母親の常識が子供の心のエネルギーが増加するのを妨げているようです。きっと子どもはゲームなどの楽しいことを十分にしていなかったのだと思います。

>子どもの将来を心配しています。
その心配が子どものありのままを否定することになり、子供の心のエネルギーを減らしてしまい、余り母親の心配が余り強いと子供の心のエネルギーをマイナスにしてしまう可能性があります。