<質問>

母親が不登校の息子に元気が出てこないことを気にしています。その母親からの質問です。

自己否定について考えてみたことはありませんでした。登校刺激に関しては、息子は私の表情や身振り、そして私の何気ない言葉から、登校刺激を感じているのですね。私はもう学校をあきらめているのですが、それでも私から息子は登校刺激を感じてしまうのでしょうか?

学校に行かなくていいよ、家にずっといていいよ、ゲームなど楽しいことをして過ごしていていいよ。すると息子が「学校に行くかどうか、お前が決める事じゃない、おれが決めることだ。」と言います。これは息子が学校に行くという意思を出しているのでしょうか?

投薬治療内容については、後ほどメールでお知らせします。

<回答>

>母親が不登校の息子に元気が出てこないことを気にしています。その母親からの質問です。
御母様は不登校の子どもは学校を休ませた方が良いと聞いていらっしゃると思います。ただ、子供が安心して学校を休む必要があります。学校を忘れて、勉強を忘れて、家でその子供なりに楽しく過ごす必要があります。

>自己否定について考えてみたことはありませんでした。
自己否定を起こす原因として、
御母様から直接否定する言葉や対応を受けている場合
御母様の希望を叶えられない自分を感じて、自分で自分を否定している場合があります。

>登校刺激に関しては、息子は私の表情や身振り、そして私の何気ない言葉から、登校刺激を感じているのですね。
そうです。不登校の子どもは登校刺激にとても敏感です。恐怖の条件反射=fecor=FCRは体の生理現象を破壊していきます。命の危険があります。不登校で無い子どもでは登校刺激は特別問題になる物ではありません。しかし不登校の子どもでは死ぬほど辛いのです。

>私はもう学校をあきらめているのですが、それでも私から息子は登校刺激を感じてしまうのでしょうか?
母親だから登校刺激を感じるという子供の心の動きはありません。それより母親が気づかないところで子供に登校刺激を与えていると考えた方が間違いが少ないです。

>学校に行かなくていいよ、家にずっといていいよ、ゲームなど楽しいことをして過ごしていていいよ。
母親と子供との間に信頼関係があればこの言葉でも良いのですが、母親と子供との間に信頼関係がない場合なら、「学校に行くな、家にいなさい。ゲーをしていなさい」というように命令形の言葉が良いです。子供は母親に責任を押しつけて、安心して学校を休めますし、安心して家に入れますし、安心してゲームを楽しめます。

>すると息子が「学校に行くかどうか、お前が決める事じゃない、おれが決めることだ。」と言います。
母親と子供との間に信頼関係がないから、子供がこのような言葉を返します。味方を変えると、母親の言葉が母親の本心かどうかをテストしていると考えられます。テストに合格すると子供は母屋を信頼するようになります。

>これは息子が学校に行くという意思を出しているのでしょうか?
やはり御母様は息子さんに学校に行って欲しいのですね。御母様は息子さんのどの部分から息子さんの意思ではないかと感じられたのでしょうか?

>投薬治療内容については、後ほどメールでお知らせします。
息子さんが投薬治療を受けていると言うことは、息子さんは御母様から否定されていると潜在意識で反応をしているはずです。ありのままの息子さんを認めないで、病気でない息子さんを病気としているからです。