一言余計の私のタイトルが ocorononaka-01 さんを否定するような言葉だったことを、お詫びして訂正します。

 

コメントより、
>「誰にも負けないくらいあなたが好きだよ」って抱きしめるのではダメですか?
と言う質問についてです。

子供を抱きしめるという母親の行動はとても良いです。

>「誰にも負けないくらいあなたが好きだよ」
についてです。
だめでは無くて良いと思います。子供にとってとても嬉しい言葉であることは間違いないと思います。そこで言葉が心が辛い子どもに持つ意味を考えてしまいました。言葉について大切なことは母親の言葉を子供がどの様に理解するかです。

あなたが大好きだよ、の言葉は、子供にとってとても安心する言葉です。その言葉に、誰にも負けないぐらい、と言う言葉は、多くの場合、子供はその母親の言葉を無視して、あなたが好きだよ、の言葉に強く反応をすると思います。子どもの心を楽にすると思います。

しかし場合によっては、母親にそのつもりは無くても、学校で子供の心が辛くなり不登校になる前に、学校内やいろいろなところで競わされていたときに、子供が辛い思いをしていたことを、 誰にも負けないぐらいに の言葉で、思い出してしまう可能性があります。只単に、大好きだよ、または、とてもとても大好きだよ、で子供には十分なのです。

つまり母親として子供のためと思って発した言葉が、子供をかえって辛くする場合があるのです。大人では当たり前とか相手を思いやってと言う言葉が、不登校などの心が辛い子供では辛くする場合があります。但しこの事実は、言って見ないと分からないことです。子供に良かれとして発した言葉で子供が辛くなるぐらいなら、言わない方が良いです。子供の場合大人と異なって、言葉から言った人の思いを分析して考えようとしないから、相手の思いを相手の立場で理解することが出来ないからです。
多くの場合、心が辛い子どもへは端的に、短い言葉で表現した方が良い場合が多いようです。この点も大人と子供との違いかもしれません。