多くの日本人は学校に行くべきだと考えています。学校で学ぶことが必要だと考えています。私もその考えから、子供達のために役立ちたいと思って教師になりました。私は単に職業としての教師ではなく、子供達のためという目的を持って教師になりました。

教壇に立つと、多くの子供達は目を輝かせて私からの授業を待っています。ところが何人かの子供達は私の方にすら目を向けてくれません。中には授業と関係ないようなことを始める子供も出てきます。

当然私はその授業に目を向けない、気持ちを向けない子供達が問題だと考えました。私としては大人の私が考えられる最高の授業をしているつもりだからです。

その様な子供達をどうにかしてあげたい、そのために私の私的な時間を費やしても、その子供達が授業にきらきらとした目を向けてくれる努力をしました。

するとその子供達の中には、その私の努力に反応をして、私に向かってきらきらとした目を向ける子供も出てきました。然しそれはその時だけの子供の変化の場合が多かったです。