それに犯人が反応をして、
すると数日後、岩崎容疑者はこう言い放ったという。
「洗濯、買い物など自分のことはちゃんとやっている。自分で好んでこの生活をしているので、引きこもりのような状態ではない」
と、犯人自身の存在を完全否定されたと理解したはずです。
この状態は激しい葛藤を生じ、伯父母に対して激しい怒りを生じたはずですが、それは今の伯父母では無くて、過去の伯父母に向けられたのでしょう。今の伯父母は経済的に、犯人を今の年齢まで不十分であっても支えていたからでしょう。
その怒りが小学校時代の差別を思い出させて、直接伯父母に怒りをぶつけないで、差別を感じさせたカリタス小学校の一番弱い部分にぶつけたのでしょう。