病気で長期間学校に行っていない子供を、学校は学校に来ていないという理由だけから、不登校扱いにして、家に進級を希望するか、原級留置を希望するかの手紙が来ました。

 

子供の病気は自律神経失調症です。ストレス刺激が症状を悪化させます。そのストレス刺激の中に、登校刺激も入っています。この登校刺激を避けるために、学校からの関わりが子供を苦しめ病気の悪化を来すから、学校からのあらゆる関わりをしないようにとの診断書を学校に提出しておいてありますが、学校は子供の勉学に必要なことだからと言って、関係書類を送ってきました。

 

母親は子供に知られないようにその書類の処理をしましたが、子供への対応でとても辛い状態の母親を、混乱させより辛くしてしまいました。その母親の混乱した姿が子供に悪影響を及ぼしたことは、その後の子供の状態が悪くなったことからも推測されます。心が辛い子供は言葉で辛くなるようなことを言わなくても、その場の雰囲気、いわゆる母親が出すオーラで感じ取ってしまいます。