1-1) 心が辛い子どもへの基本

基本18)子どもの姿

姿1)自分からする子どもの姿。接近系の姿
子どもに取って好ましい姿です。不登校の子どもではこの姿になることが解決です。

姿2)苦しみ助けを求めてする姿。接近系が不十分、または回避系の姿
大人は乗りこえることを求めますが、子どもには不可能です。親で守られる必要があります。

姿3)よい子を演じて居る姿(嫌悪刺激を回避するため)。操られている姿
他の人からは子どもが苦しみ助けを求めている姿と分からない、かえって大人に喜ばしい姿をしている時の子どもの姿です。このようにしないと、子どもは辛さの原因から逃げられない場合です。

姿4)挑戦している姿(心が元気な子どもがよい子を演じて居る姿)
子どもが困難に挑戦し乗りこえようとしている姿と、姿2)の苦しみ助けを求めている姿と区別ができません。

不登校の子どもが元気になり、社会に向かって挑戦しているときに、子どもは不登校になったときと同じ様な辛い症状を出します。この場合は親は信じて待つのが良いです。必ず子どもに逃げ道を作ってあげてください。