拒食症について

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前症例の結愛ちゃんの母親はそれほど結愛ちゃんを追い込めたつもりはないと思います。

 

動物実験でこのような事実があります。

動物が餌を食べているとき、その口に電気刺激で強い痛みを与えると、
それ以後動物は餌を食べなくなります。どんどん痩せていきますが、絶対に餌を食べようとしなくなり、幾ら餌があっても食べようとしなくて、最終的に死んでしまいます。

 

これも条件反射の一種ですが、道具的条件反射と呼ばれています。本当に不思議です。

 

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180622-00050008-yom-soci より

東京都目黒区で平成30年3月、船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5歳)が死亡した事件についてです。

 

このような活動をしていますと、子どもの拒食症の相談をしばしば受けます。対応が必要になります。私の所に相談に来る全ての拒食症の子どもが精神科で治療を受けていて、やせ細ってどうにもならなくなって、来院します。この事件の子どもは平均体重の60%ぐらいですが、経験する中には50%ぐらいの子どももいます。

 

多くの子どもは食べようとしないし、食べても吐いてしまいます。中には幾ら親が食事を与えようとしても、頑として食べようとしないのです。命の危険を感じます。多くは親との信頼関係を取り戻すと、子どもの拒食症は解決します。

 

しかし強度の拒食症では、親が食事を与えても拒否をしてしまいます。それでも市販の水分を取ってくれますが、その水分に何かを加えるとその水分も拒否をしてしまいます。

 

その様な例の一例で、母親が市販の飲み物に栄養剤などを入れたところ、子どもはそれ以後全く水分を取らなくなり、仕方がなく母親が無理矢理に子どもを病院に連れて行き、押さえつけて、点滴をしてしまいました。するとそれ以後子どもは水分も取らないし、病院も拒否をして、母親は困り果てました。

 

その子どもの意識がおかしくなったので、母親がある病院に連れて行き、その待合室で心停止、心臓マッサージ、中心静脈確保、心蘇生、で一命を取り留め、その後子どもの希望で両親との面会謝絶を約2ヶ月続けることで、経口可能、退院可能になりました。


ニュースの結愛ちゃんはきっと電解質異常で心停止を来したのだと思います。又食事を食べさせてもらえなかっただけではなく、拒食状態だったのではないかと推測されます。結愛ちゃんは心の奥底で母親を拒否していたのではないかと思います。但し証拠はありません。「もうご飯を食べられない」という言葉が本当だったら、それは嚥下能力がなくなったという意味ではなくて、拒食状態だったと推測されます。

 

<質問>

息子の「高校いかなあかんって洗脳されてるんや」などに、それは息子さんが高校へ行かないと言う意味ですよ、とお答えいただきました。
私は息子が高校に行かないと思っていることを知りました。その息子の思いを尊重しようと思います。。

今日、担任の先生から出席日数や単位がかなり厳しくなってきていると連絡がありました。本人は周りが変わらんから行かん、と言いますが、私が「でも自分から辞めるところまではいかんのやろ?」と言ったら何もいいません。きっと息子は高校にどうにかしていきたいのだと思っていると思います。

私は母親として本人の気持ちに沿った対応が一番大切だと思います。今の私は、このまま、学校から留年決定あるいは転校をすすめられるのなどの連絡を待っていればいいのてしょうか、結局親は何もできないのですから、

息子を信頼して見守っていれば、よいのでしょうか。


<回答>
お子さんの気持ち=本心は言葉ではありません。行動や表情、とっさに出た言葉です。そこを間違えないでください。

不登校の子どもの心は、学校に行けないとなっています。それでも御母様のために学校に行こうとします。この学校に行こうとすることは、お子さんの本心ではありません。お子さんが無理をしている姿です。

 

このメールの内容は、お子さんの心は学校に行けないとなっています。 「お子さんのありのままの気持ちを受け止めるなら、高校を退学させるべきでしょう。」 お子さんは行動で、言葉では遠回しに、高校に行かないと表現しています。

 

>本人は周りが変わらんから行かん、と言います
しっかり自分を見つめています。本当にしっかりとしたお子さんです。言葉で遠回しに高校に行かないと言う意味です。

 

>「でも自分から辞めるところまではいかんのやろ?」と言ったら
御母様はその気がなくても、御母様はお子さんに登校刺激を与えています。その結果、お子さんを否定していらっしゃいます。これでは信頼関係ができません。

 

>結局親は何もできないのですから、
母親の役目は、子どもを学校から守ることです。お子さんを退学させることができます。お子さんはそれを待っています。ただ何もしないで待っているなら、お子さんは学校に行きなさいと理解をします。不登校問題の解決を遅くします。

それ以外のことを御母様の方からしてはいけません。

 

>息子を信頼して見守っていれば、よいのでしょうか。
お子さんが高校に行かないことを認めていらっしゃらない御母様です。お子さんを信頼していらっしゃらないから、この御母様の言葉が空虚に聞こえます。御母様がお子さんを信頼しているなら、高校を退学させるべきです。それがお子さんの心に沿った対応です。

 

多くの方はこの子どもにナイフを買って与えるなど、とんでもないこと、事件の元になると考えるでしょうね。子どもが何をするか分からないからでしょう。

 

この会の皆さんだと、お子さんの要求のナイフを買うでしようね。そのナイフで子どもが何をしたいのか分かるからでしょう。

 

その考え方の違いは、子どもを信頼するかしないかの違いだと思います。子どもも母親が信頼できないから、ナイフを要求するのでしょう。母親を信頼できないから、母親に向かって荒れているから、次に子どもが刃物で何をするのか、母親はとても不安でしょう。

 

でも、子どもは母親に信頼してと言う意味で荒れているのですが、母親にその事実を理解してもらうのは難しいでしょうね。

ある母親からの質問

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「質問」 母親の子どもへの対応が正しいか正しくないか?それは誰が判断するのでしょう?子供ですよね。自分の子供ですよね。
その際に子どもの判断を何でするかでしょう。

 

この会では子どもの行動が子どもの判断で、言葉ではないと考えるようにしています。しかし殆ど全ての会では、殆ど全ての人は、子どもの言葉から判断をして居ます。その結果、子どもの判断を間違って解釈してしまっています。

 

つまり多くの会や多くの人は、子どもがその行動で親の判断が間違っているよと訴えても、親や大人の方でその訴えを問題行動だと、正さなくてはならないことだと理解しています。その結果子どもの行動と親の対応との悪循環になってしまいます。