なぜ母親か

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不登校の子供を守る活動をしていると、なぜ不登校の子供への対応を母親に任せて、父親にも対応をさせるべきではないかという意見を聞きます。

不登校の子供への対応で辛い母親、くたびれている母親がその対応の一部を父親にしてもらいたいという母親の気持ちはよく分かります。父親の中には子供の不登校を父親で解決してやろうと思われている父親もいらっしゃいます。

ところが不登校の子供の立場から言うなら、自分の持っている本能から、自分の不登校の問題を母親に解決してほしいのです。父親の対応が嫌なばかりでなく、父親の対応で却って辛くなるからです。

 

これは経験的な事実です。普通の人にはとても受け入れられないでしょうが、不登校の子どもの心を守るために、とても大切なことです。

 

不登校予防 7

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不登校の前兆として、学校への行きしぶりがあります。
子どもが学校に行き渋りだしたとき、二つの場合があります。

一つは前記の学校内に問題があって、それが子どもにとってまだ解決していない場合です。この場合子どもが学校を休もうとする日数は少ないです。学校を忘れて休むことで子どもの心の辛さが消失して、自分から学校に行こうとするようになります。

もう一つは、子どもがすでに不登校の初期の場合です。心が不登校でも子供が無理をして学校に行っている場合です。この場合子供に学校を休ませても、子どもが学校に行こうとしない日数が長くなります。長くなっても必ず学校に戻るようになりますから、親はそして教師はそのつもりで子どもに学校を休ませてあげてください。

また、この二つの学校への行きしぶりを区別することは不可能です。どちらの場合でも、子供に学校を完全に忘れさせ、家で子供にとって楽しいことをして過ごすことで、解決します。学校での勉強の遅れ、学校生活へ慣れ、しつけの問題を考える必要がありません。子供の心が元気を取り戻すと、この問題はすぐに解決されます。

不登校予防として、この学校への行きしぶりの段階で学校を休ませることで防ぐことができます。

 

不登校予防 6

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子どもの不登校を防ぐのに、Aの親はBやCから受けた辛さが解消するまで母親の元で過ごさせる、つまり積極的に学校を休ませる必要があります。Aに、Bから受けた辛さ、Cから受けた辛さを埋め合わす以上の喜びを与えるとAに学校を休ませる日数が少なくなります。

 

親が学校に抗議に行くのは子どものために良いように親は考えますが、子どもは学校で受けた辛さを再経験することになり、子どもを守ることになりません。もし学校に抗議に行くのなら、子どもに知られないように行うべきでしょう。

 

ここで子どもの心理、子供の本能を、親を含めて大人は理解しておく必要があります。子どもは心が辛くないと親が止めても学校に行ってしまいます。別の味方をすると親が子どもを学校に行かせな行かせない対応をすることで、子どもが学校に行かないなら、子どもが学校に行けない何かがあるという意味になります。

 

親の学校に行かせない対応を無視して学校に行くようでしたら、子どもは学校で問題を抱えていないという意味になります。それ故に子どもが学校に行く前にぐずぐずして行き渋っていたら、その時点で子どもに学校を休ませた方が良いです。無欠席を大切にするのでなく、子どもの心を守ることを最優先してください。

 

不登校予防 5

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ところが実際に大人がAの辛い経験が解決したと思っても解決していない方が多いと思った方が良いようです。それは今の教師を含めて大人がAのような心が辛い子どもの心理を知らないからです。

 

心が辛い子どもの心理を知らない大人の対応を受けた子どもは却ってより辛くなることが多いですから、自分を守るためによい子を演じてしまうからです。このことを念頭に置いて教師やAの周囲の大人はAに対応をする必要があります。

 

教師の立場から言うなら、学校内で生じた事件を放置しておくことはできません。大人の常識に沿った対応をせざるを得ません。ところが子どもの立場から言うなら、子どもの心に沿った対応をして欲しいのです。

 

しかし教師は子どもの心に沿った対応を知りません。心が元気な子どもでしたら、子どもの方で大人に合わせてくれる、よい子を演じてくれてそれで解決と言う場合がありますが、心が辛い子どもでは子どもの心に沿わない対応をするのなら何もしてくれない方が良いのです。

 

学校で経験した辛さを学校で解消できないと、その辛さを家庭に持ち帰って、家庭で解消をしようとします。ところが現在の家庭は学校化しています。家で子どもの辛い心を解消させないで、子どもに辛い学校へ子どもを押し出しています。