今回の是正勧告の件で、監督官がしつこく言ってきた「所見を書いて貰ってくれ。」という話ですが…。

健康診断を嫌がっていた従業員が、健康診断を受けてくれたので…。

社長が「所見を書いてください。」と頼んだら「産業医ではないので書かない。」と返された…という件はブログに書きました。


是正報告書の件で、監督官と面談中に監督官が「(健康診断をした医師が)所見は書いてくれたですか?」と言ったので…。

正直に「書かないと言われたそうですよ。」と応えたのですが…。

監督官は黙ったままでしたね。

そりゃあ、こっちが頼んでダメだったものを改めて強制したら「じゃあ監督官から電話してくださいよ。」としか言われなくなりますから。

流石に「産業医として契約してでも…。」なんて言えっこない。


私の方は「所見を書かない医療機関は労災指定から外す。」とか。

「所見を書かない医療機関には毎年監督官が調査に入る。」とか。

そうしたら所見を書いてくれますよ。

なんて皮肉を言いまくってやろうか…とも思っていましたが…。

これ以上言っても、この件は解決はしないだろう…と。

この是正報告書でコトを終わらせようと思って、こちらも黙っていました。


今朝、思うに…。

是正勧告を出す件数がノルマ化されているので、所見を書くはずのない医師に「所見を書くよう頼め。」と言っているのかな…と。

そうしたら、品行方正完全無欠な会社にも是正勧告が書けますやん。

1行だけだけどね。