そうねえ。イトコとの電話は長引いてしまうんですけど…。

彼女はどうしても両親を送ってきたことから、悲観的な話が多くてね。

私の方は滅入ることもあるんですけどね。

また、イトコの兄・弟。子供のこと。

どうしても数が多ければ、その分悩みも多いようですね。

まあ詳しくは書けないけど…。

例えば、イトコが考えることと弟の考えることが大きく違ってしまう。

私なんかは、イトコの感覚に近いけど…。

…何か、抽象的ですな。


父が葬儀の前に私を呼んでね。父方のイトコを紹介するわけですよ。

もう何年も会っていないから顔が変わってるんだな。

何年、会ってないんだってさ。覚えていないぐらい会っていない。


まあ、いずれ書くことがあると思うんですけど…。

祖父(父の父)は、彼を可愛がって、私の姉を邪険に扱ったんですよ。

だから姉が、父の実家に行きたがらなかったんだな。

私も、それがよく分かっていたからね。実際、姉よりも私の方が彼の年齢には近いから。

もう、全然違ったですから。


そのことがね。母の人生にも大きな影を落としたんだと思います。

私が母のために松江から帰った経緯も、いずれは書くかも知れません。