上下(じょうげ)町という町があります。

広島県の東部にある町でして、調べてみたら、今は府中市と合併しているんですね。

古くは、陰陽の中継地点とした栄えたそうですが…。

今はどうなんですかねえ??


ま、会社時代の話なんですけど、その上下町に行く用事がありましてね。

Kさんと一緒に、某医院を訪ねたんですけど…。

結構、狭い道をクネクネと運転して行った覚えがありますね。

私は同乗していただけなので、楽ではありましたが…。


その医院に行くまでに、何人かの小学生とすれ違うんですけど…。

その小学生がね。挨拶をしてくれるんですよ。

道端に直立してね。

「今、帰りました。」「こんにちは。」って。

すごく気持ち良いんですよ。

車に乗っているので、挨拶を車の中で返すのが勿体ない。こちらも外に出て挨拶したいくらい。


挨拶って、いつ役割が変わったんでしょうね。

前にも書いたけど…。私がウォーキング中に会った小学生は…。

挨拶をしてくれたので「これから算盤塾に行くんだね。」と声を掛けたら…。

もう無言なんだな。

挨拶がね。不審者除けになっちゃっているというか…。

コンビニの「いらっしゃいませ。」と同じような役割になっているんじゃあないか…って。


上下町の小学生も挨拶の役割って変わってしまっていますかね??

今は「知らない人に話しかけられたら注意。」「不審者だと思ったら挨拶をして機先を制す。」なんて教えられているんですかね??

あの爽やかな挨拶は、もう聞くことができなくなっているんですかねえ??