カルデナリンね。

一般名は「ドキサゾシン メシル酸塩」になっていますね。

先発品はファイザー。後発品は多数。

α遮断薬か。

ちなみに、私が飲んでいるアーチストのジェネリックはαβ遮断薬というタイプですね。


αじゃあβじゃあ何じゃあ?というと…。

交感神経の受容体(レセプター)と言われるもの。

この受容体に神経伝達物質が引っ付くと、交感神経が刺激されるわけで…。

血圧が上がる…と。

じゃあ、それを遮断したら血圧が下がるじゃん…ということで使われるのがα・β遮断薬です。

まあ、どっちのレセプターを遮断するかでα遮断薬・β遮断薬・αβ遮断薬なんて分類されます。


まあ、実際にはβは、β1・β2という受容体に分けられていますけどね。

複雑になるから止めておきますけど。

(今はβ3とかα1・α2という分類も提唱されている…らしい。)


カルデナリンは腎臓や心臓に悪影響が少ないから母に処方されたものと思われます。

処方が夕方2錠から朝1錠夕方1錠になりますが…。

夕方2錠だったのは朝の血圧上昇を抑えるためです。

それを副作用を抑えるため、朝と夕に分けたので、朝の血圧がどうなるかを見ておかなければなりません。

朝の血圧が高くなるようなら、薬の変更も考えて貰わなければなりませんからね。