コンピューターが持ち込めるのを聞いたのは、入院後数日のこと。

ただ病院内のLANは使えなかったから、こちらで通信回線も持ち込まねばならず…。

当時、私は、そのようなものを持っていなかったので、結局はインターネットには繋げなかったんですね。

原令子先生がカード型の通信回線を持っておられたのを見たのは退院後でした。

「ああ、あんな便利なものがあるのか。」と思いましたね。

今だったらiPadとポケットWifiを持ち込むんでしょうなあ。


入院生活の前半は心停止との闘い。

それに糖尿病との闘いが加わって…。心室内血栓との闘いも始まります。

ホント、病気のデパート状況ですわ。

糖尿病については「インスリン入れましょうか?」の寸前まで行きました。

心室内血栓は、退院後も溶けず。完全消失まで約1年はかかったのかな…。


結局…。

コンピューターを持ち込まなかったのは正解かも…と思っています。

それこそ、(疑いがあった)拡張型心筋症や急性心不全の検索なんかやっていたら…。

病院内で落ち込んでいたかもなあ…と。

まあ、この10年。医療も進歩したに違いないと思っていますし。

私の場合は、原因となった病気(パラインフルエンザウィルスによる心筋症。)は治癒していますしね。

実際、生きて10周年を迎えましたし。