T医院理事長の逝去を私の後任MRが知らなかった件。

MR(医薬情報担当者・medical representative)の役割が変わってきた結果なのかな…とも思います。

ある意味では、本来の仕事⇒医薬情報提供。副作用情報のフィードバックに回帰した…のかも知れませんね。


私は、研修時に先輩MRから…。

「プロパー(MRと呼ばれる前はプロパーと言われていた。)はヤクザな職業。」

「プロパーは『プロのパー』にしか勤まらない。」

要は医者のご機嫌を伺い、仲良くなって処方箋への自社製品の記入を図ることが重要だったのだと思います。

だから異常な接待やサービスが行われてきたという事実があるわけです。

それが変わってきたのが「プロモーションの倫理コード」策定や、MR試験の実施。

そして、「原則、接待等の禁止」に繋がってきたのかな…と。


前にも書きましたが…。今なら私は仕事ができないだろうな…と。

人間関係でしか仕事をしていなかったから…。

松江時代も、逆に医師に奢っていただいたり…。医師の自宅に招待されたりしていましたからね。

多分、他のMRからも異質だったと思います。

しかし、今は、それもできなくなっているんだろうな…。