母の降圧剤がアレテック錠(カルシウム拮抗薬)だけだったのですが、カルデナリン錠(αブロッカー)が追加されたことは書きました。

ただ、その時にも書いたように…。

αブロッカーが追加されたのは意外だな…と。

最近は、αブロッカーというと前立腺肥大症に使うというか…。前立腺肥大症の排尿障害に使う薬というイメージがあるからかなあ…。

ハルナールがハシリかな…。前立腺肥大症では…。

降圧剤としてはミニプレス。

ハルナール⇒タムスロシン塩酸塩。先発品はアステラス。
ミニプレス⇒プラゾシン塩酸塩。先発品はファイザー。
(ミニプレスは「立腺肥大症の排尿障害」の効能・効果も取っていますね。)


現在、高血圧に使う薬で第一選択薬は…。カルシウム拮抗薬・ACE阻害薬及びARB・利尿薬の4種とされているようです。

αブロッカーは、上記3種の併用で降圧されない治療抵抗性高血圧に使うことが推奨されるとか。

ただ、早朝高血圧にはαブロッカーの眠前投与が有効であるとされているため、母にはαブロッカーが処方されたのではないか…と推測しています。


その他…。

カルデナリンが処方された理由の1つは、肝臓代謝の薬であることと推察しています。

腎臓代謝だと、腎臓の弱い母には問題がありますからね。