電話待ちになったので、ちょっと書いておこうかな…と。


厚生労働省は、後発医薬品(ジェネリック)の普及目標を引き上げ、2020年度末までに80%にすると表明したそうです。

おそらく、調剤薬局がジェネリックへ変更しようとする動きは加速されるのでしょう。

(私はその動きを「ジェネリックプレッシャー」と勝手に呼んでいます。)


実際、私も「ジェネリックプレッシャー」に負けた形でして…。

処方されている薬でジェネリックではないのはオルメテックのみ。

そのオルメテックも、ジェネリックが発売されていないから処方されているのであって…。

ジェネリックが発売されたらジェネリックに切り替わることが予想されます。

(バイアスピリンは先発品自体がないので、特殊ケースとして外します。)


思うに…。

新薬を作って販売しても「特許切れ」になったらジェネリックに喰われてしまう…。

となると、先発品に多額のコストをかけて新薬を創薬するのが難しくなるメーカーも出てくるものと思われます。


既に多くの製薬会社が合併を繰り返しています。

資本が少ないと創薬が出来ないですからね。

その「再編」の動きが、また、日本で激しくなってくるのでしょう。


逆に独特の技術を持つ製薬会社…。

今は、どうだか知りませんが、昔の小野薬品みたいな…。

そんな会社が生き残って行くのかも知れませんね。


一方で、利益にならない薬…。

難病の薬とかで、患者数が少ないため売上が上がらない薬の創薬には、政府の補助を厚くする必要があると思います。