ま、薬なんてえのは異物ですから…。飲まない方がいいに決まってますわ。

しかし、目の前で痛がっている人間にさあ「薬は毒だから飲むな。」とは言えないだろうよ。

「毒でない薬を飲ませればいいだろ。」と言われるかも知れませんが…。

極論すれば薬は全部が毒ですよ。

副作用がないとは言い切れないからね。

ただ、ベネフィット>リスクのときに飲ませるわけで…。

当然、経過観察が必要な患者に対しては、経過観察をするわけで…。

それを怠るような医者はロクなもんじゃあないです。


例えば、ワーファリン。

いわゆる止血時間を延長させます。

つまり血栓を出来難くするのですが…。逆に止血し難くなります。

ベネフィット⇒血栓の予防・血栓溶解の補助。
リスク⇒止血時間の延長・出血性疾患を悪化させる

だから医師が血液検査をしてワーファリンの量を調節するんですよ。


ロキソニンの毒性については…。エヌセイズ系は、似たようなもんだよなあ…。

ちなみに母は、アセトアミノフェン点滴を処方されていたようです。

一般的なエヌセイズよりも腎機能に悪影響を与えませんからね。