日本○薬に入社して1年だったかな。ブラ○ロンという主力製品にジェネリック(その頃はゾロとかパチとか言っていた。)が出ましてね。

一番大きな病院で、そのジェネリックに引っくり返されたことがあるんですよ。

それで、私はジェネリックが好きではない…という面があります。(ノルマを大きく下回ってしまったから。)

その私がジェエリック処方を受け入れたのは、国の方針(医療費抑制)だからなんですよね。


また、生活保護者が薬を貰っては人に譲渡しているのを見まして…。

私は危ないな…という気持ちと、困ったもんだ…という気持ちがありました。

危ないな…と思ったのは、医師の処方意図と譲渡された病気が一致しないことがあるのと…。

副作用が出た時に、「医薬品副作用被害救済制度」が使えない恐れがあること。

困ったもんだ…と思ったのは、やはり医療費抑制に反するという気持ちです。


私が、今日、母の薬で「足らない薬」だけ補充したのも、無駄な医療費を使いたくないから。

だから、過剰な在庫を保持しない…ということなんです。

ある薬が大量に残っている時に、その薬を捨てて、薬の数を調整することも可能なんですけどね。


必要な薬は必要でありますが…。処方の必要が無い薬は休止すべきですし…。

余っている薬を処方するのは無駄であります。

医療保険料が赤字の私が言うのは何ですけどね。