私としてはHさんは生きて帰ってくると信じていました。

昏睡から覚めた場合、ほぼ障碍はなく生存できる…ということは医師からも聞いていましたんで…。

それが何故、歩く練習なのか??

歩く練習をするぐらいなら発声に関する障碍が残ってもおかしくはありません。

ただ、それを確かめる術はなく…。

ご両親にお聞きするのにも憚れますんで…。


私に残っているのは、後悔しかないんですよ。

入院されてから最後に(第三者として。)お会いしたのは私が最後でした。

覚醒されてから、ご両親から止められたにしろ…。

会いに行くべきではなかったか…と思うのです。

Hさんからの嗚咽に似た電話は、私に来てくれ…。会いに来てくれ…というサインではなかったか…と。

残念ながら、それを確かめることは不可能になってしまいました。


ブログを始めてから送ってきた人のことを思うと…。

自分が生き残っていることをどう考えたらいいのか…。

私には未だに答が出ないんですよ…。