ここでM美さんが出て行ってくれたら問題は少なかったんですけどね。

私が入り口近くのボックス席にいたのを見つけて話しかけてきて…。

「スナック。一緒に行く?」

「行かないよ。俺はスナック嫌いだから。」

「行こうよ。」

「もういいから出なさいよ。」(ドアを開けたままで話をしていたから。)

もう散々。


その時、どこかの会社の人たちが飲んでいたんですけど…。

その人たちが苦笑していまして…。

その上で、私を仲間だとでも思われたら目も当てられない。


Hさんは、たまたまM美さんが「W」入口で大声で話しているのを見かけたそうで…。

そのまま「T」に入ってしまいました。

そりゃあ、「W」で話をしているんだから「T」にはN美さんがいないことになりますから。


私は「W」で大恥をかかされたようなものです。

店で飲んでいる人に他店へのお誘いをするのはタブーだろうよ。

さすがに、切れかけた場面でした。