叔父がアメリカへ渡ったのは、我々が知らされないままに実行されました。

驚くべきことですが、叔父が相続した土地が他人に売られていたのも、後で知ることになります。

さらに、叔父の土地には共有部分があったはずなのですが、それも外されていました。

母・母の姉の印がないと共有は外せませんから、2人は、どこかで押印したことになります。

母の性格上、父に黙って押印しませんから、父も知っていたはずなのですが…。。

2人に聞いても、何も知らない…と言うだけです。

後に、父が叔父の土地を買い戻したことで、そこら辺の経緯が明らかになったのですが…。

もう、どうしようもありませんでした。


叔父がアメリカに渡ったのは、私が高校生の時。

その時点で、土地の持分交換による修正が出来なくなっていたことを意味していました。


私が本格的に土地問題に取り組んだのは、体調不良が癒えたこともありますが…。

両親の高齢化。叔母の死⇒叔母の子による相続。アメリカに居る叔父の高齢化。

それらが、待ったなしになってきたからです。

(土地に何かしようとしても、印が揃わないと実行できない。その印も時代が下がるにつれ増えるばかりとなる。)

叔父の協力を得ることが出来たのは、彼が後ろめたいからかも知れません。


もう1つ、私に幸運だったのは、Hさんという優秀な司法書士を知っていたこと。

Hさんは、アメリカとの交渉もやってくれましたから、後は楽でしたね。