中途視覚障害について。

私は職業柄、中途視覚障害の方を何人か見てきました。

とにかく生活が変わってしまうんですね。

車の運転が出来なくなるとかで、出来る職種が限られてきますし。


視力の低下を止めるために、月に何回も眼科へ通う方も何人かおられました。

対症療法でも、視力低下の速度を落とすことが可能な場合もありますんで。


「飛鳥へまだ見ぬ子へ」という本に、病気の主人公が感じていた3つの不安が書いてあって…。

1、これからどうなるのだろうと言う不安 
2、お金の不安 
3、病気をわかってもらえない不安

このうちの1・2は障害年金の受給で、少しは緩和できるかも知れません。

そういった意味で、社会保険労務士の存在意義は大きいと思います。


ただ、会社との関わりや社会との関わり。

家のバリアフリー化や、家族の負担軽減。

そこまで踏み込めるのかどうか。


私は、いずれは生活アドバイザーの領域まで踏み込んでいきたい…と思っています。