昔、ある人と話をしていた時に…。

「私の親戚が千葉にある製薬会社に勤めている。」と言われまして…。

「千葉にある製薬会社。知らないな…。」

(製薬会社は、ほとんどが東京・大阪が本社。他地域が本社という薬品会社は少ない。)

よく聞いてみると…。

チバガイギー社だったんですよね。スイスに本社があった…。

それを、どうも「千葉ガイギー社」だと思ったらしく…。

で、そのチバガイギーとサンド社が合併して出来たのが、話題の「ノバルティス社」なんですね。


今、「臨床研究に身分を秘匿した社員が参加して論文作成していた。」なんて騒がれていますが…。

要は、身内が身内の薬を褒める論文を書くのに、身内であることを隠していた…ということなんですね。

だから、公平性に疑問がある…と。

ノバルティスの報告書によると、承認申請や追加適応取得の資料には使われていないとか…。しかし、宣伝に使われたという情報があり…。

やはり、大問題には違いありません。

これから、論文に捏造がなかったかを精査するようですが…。

もし捏造が認められたら医学界に与える影響は大きいでしょうね。


なお、「ディオバン」という薬は、「ARBというタイプの降圧剤」です。

私が飲んでいる「オルメテック」や飲んでいた「ブロプレス」と同系統の薬ですね。