所長が私に不満を持ったことの1つに「助成金を事務員に任せなかった。」ということがありました。

所長の頭の中には、「助成金は今まで、事務員がやっていた。それで大きなミスはなかった。」という考えがあったようです。

それで「助成金は事務員にやらせろ。」…と言ってきたのですが…。

私は反対でした。

「(仕事が出来るはずの)事務員がやった助成金の書類」には、「よくこれで通ったもんだ。」という書類がかなりありましたし…。

事務員に任せきりにする…という考えが恐ろしかった…というのが本音でした。

ただ、ルーチンとして、日付を直すだけでOKという助成金(「中安金」や「特開金の2回目以降」)については、事務員に任せる方向で考えてはいましたが…。(実際に指導した。)

残念ながら、事務員にそれだけの能力が備わっていない…という判断もありました。

(実際、中安金の受付事務に行って貰ったところ、受付の初歩的な質問に答えられず。事務所に電話をかけてきたこともあった。)


少なくとも、私が助成金だけをやりたがったわけではありません。

かなりややこしい例もありましたが…。

社会保険労務士として場数を踏んでいた私だからこそ、ある程度の確率で助成金を取ることができた…という自負があります。

しかし、所長からのメール(私が辞めた後のもの。)には…。

「助成金は、私の(所長の)事務所の範囲でやっただけのこと。あなた(ふとっちょSR)の手柄ではない。」との趣旨でした。

私が最終的に切れたのは、この一文なんですよ。



以下、しつこく続く。