「sr-ta3」さんのブログを読んで、こんなことにならないように気をつけなければ…というか…。

まあ、詳しい状況が分からないので、これ以上のことは書けませんが…。


でも、事業主に騙されることもあるんですよねえ…。

先日、「新入社員があるので、雇用保険と社会保険に入れてくれ。」という依頼があり…。

「入社日はいつですか?」と聞くと、「4月1日です。」とのこと。

で、書類を書いてハローワークに持って行ったら…。

「入社日が違いますけど?」


何でハローワークが入社日を知っていたか…というと…。

「この人は、再就職手当の該当者です。(会社からの書類では)会社の入社日が3月の○○日になっていますが…。」


こちらも泡を食って会社に帰り聞いてみると…。

「ダメなんですか?」


つまり…。労働保険料を少しでも節約しようとしたらしく…。

「ダメです。御社は、再就職手当の書類に3月の日付を書いた以上、あちらも、おかしいと思いますよ。」

「それと…。私が信用されなくなってしまいます。」


ハローワークに行くのは、この会社だけのことではなく…。

多くの会社の書類を提出するわけで…。

「ふとっちょの書類は信用できない。」と思われると他社さんにも大迷惑をかけるでしょう。


結局、本来の日付に直し…。

ハローワークには「会社の間違いでした。」と報告しましたが…。

事業主側は騙す意図はなかったにしろ…。

やはり大問題であります。


前にも書きましたが…。

我県において社会保険労務士は、ハローワーク系の書類については照合省略です。離職票にも賃金台帳を添付しません。

それは、社会保険労務士の高い倫理性が前提でして…。

偽りの離職票を出したりすると、照合省略を外されることもあります。

はっきり言って、それは恥。

我県でも数事務所しかありません…。

もし私が外されたら…。

目も当てられませんからねえ…。