「居酒屋Iさん」の店は、2006年1月14日に開店しました。

場所の選定については、私は反対でした。

場所が目抜き通りから離れているし、家賃が高すぎますし。

居抜き物件だから投資が少なくて済むという利点はありましたけどね。

しかし本人は、やる気に逸って(はやって)即決してしまい…。

なし崩しで開店してしまったのであります。


開店してしばらくして…。

2006年10月11日に交通事故。

ゆるやかに右カーブする道が本線。直進する道は非優先道路。

バイクで「ゆるやかな右カーブ」を走っていたら…。直進しようとした自動車に後ろからぶつけられ…。

近くの整形外科に入院。


その時にしゃしゃり出てきたのが、某タクシー会社の専務。

「Iさん」の事故処理を買って出て…。

後に、相手の保険会社の態度を硬化させてしまいます。


私は「Iさん」に対して…。

「入院するのは1ヵ月までが限度ですよ。そうしないと、常連が逃げてしまいますよ。」

専務は…。

「年末まで入院されたらいかがですか。」

「Iさん」が選んだのは、専務のアドバイス。

結局は、年末近くまで入院してしまい…。


再開店するものの常連客は来ず。

「住所のわかっている常連客に『営業再開の案内状』をだしましょうよ。」

「体の節々が痛いから、急にお客さんが増えたら困る。」

「…。」


ちなみに…。前出の専務は、事故処理を途中で投げ出してしまいます。

実は、加害者の所属会社もタクシー事業をやっていて…。

顧客を融通する仲なんだそうで…。

つまり、保険会社を硬化させただけ、「Iさん」の損だったんですよ。