車を貸す人、借りる人。

「居酒屋I」さんの店の常連「Hさん」の話。

「H」さんの車は、やはり常連の「N」さんから買ったもの。

ただ、ボーナスで何回に分けて払ったためか…。「Nさんの娘」が車を借りることも多かったようです。

車の貸し方が「キーを預けっぱなしにしておく。」というもので…。私は何回か「貸しっぱなしは良くない。」と言っていたのですが…。

「H」さんには頑固な面があり…。そのままになっていました。

前年の夏、ボーナスで車の料金を払いきったためか…。「N」さんが、娘からキーを取り上げて、「H」さんに返還したのであります。

これで、晴れて「Hさん」専用の車になった…と思っていたのですが…。


ここで「居酒屋Iさん」が絡んできます。

「Iさん」が「Hさん」に車を借りるようになったのです。

当然、「Hさん」の了承を得てですが…。年末年始休暇中、キーを預かりました。

で、車を返す時にガソリンを満タンにして洗車しておいたのであります。

ま、それは常識なんですけどね。


ところが…。「Hさん」が「Iさん」に電話をかけてきて…。

「マスター。（Iさんのこと）　助手席にお茶のペットボトルを投げていなかった？　ガソリンも少し減っているけど。」

「まさか。ちゃんと洗車して満タンにして返したよ。」

「ああ。じゃあ、○○ちゃん（Nさんの娘）が乗ったな。」


要は、キーを、またNさんの娘に手渡していたんですよ。

で、Nさんの娘が勝手に乗った…と。

後から聞いたら「（車を借りることを）メールするのを忘れていた。」とメールがあったそうですが…。



この件、次号へ。