この写真は、12月25日に某ハローワークの近くのビルを撮影したものです。入口から自動販売機までは、5メートルぐらいでしょうか。

実際は、入口近くに警備員が立っています。写真撮影時には、たまたまトイレにでも行っていたのでしょう。不在でした。

何で、こんな写真を撮ったのか…。

この入口から自動販売機まで行くのに、警備員に制止されたことがあるのです。


私は、2007年に急性心不全で死ぬ目に遭いました。

この年の初めぐらいから、体調不良を繰り返し、最終的には数メートルの歩行にも難儀したのであります。

それと…。

何回も、水を飲みたくなりました。

心臓君が血液を送り出せなくなったので…。体液を増やすことで対応しようとしたのでしょうか。


ある日、しんどい体を引きずってハローワークへ歩いて向かっていまして…。

強烈な口喝に襲われたのであります。

ふと見ると…。そこには、自動販売機があり…。

あそこまで歩くと、水が飲める…。そう思った途端…。

「ちょっと、あんた。」

「どこへ行くつもり?」

「自動販売機を使わせてもらおうと思って…。」

「ダメよ。ビルに入っちゃあダメ。」

もう少し歩けば…。目の前にあるオアシス…。


その時ほど、「外から見ると普通に見える」ことを呪ったことはなかったですね。

「内部障害」は、他人から見ても理解はされない…。

それを思い知らされたのでありました…。