「119」に電話することには批判も多いと思います。

「119」は緊急の電話だし、税金で賄っているわけですからね。

しかし、携帯電話しか持ち合わせていなかった私は、それがベストと判断しました。


「緊急ですか?」

「いえ、緊急でもないんですけど。」

事情を説明すると…。

「飼い猫ですか?」

「飼い主は、あなたですか。」

何で、そんなことを聞くのかね??

結局…。

「こちらも、隊員を向かわせますが…。○○電力にも電話をしてください。」

私は、3階の飼い主夫人に「○○電力に電話を。」と伝えました。


その間…。

猫は恐怖心に怯えたのか…。

空中に脱糞。

しばらく鳴いていました。

飼い主曰く「滅多に鳴かない猫」なんだそうですが…。


猫の救助活動には、サイレンを鳴らすわけにも行かず…なんでしょうね。

静かに消防車出動。

それでも、猫の下にエアバックを用意。ハシゴもかけて用意したのですが…。

○○電力との電話連絡で、「工事作業車が来るそうです。」とのこと。

それを待つことになりました。

その間、消防署員は待機であります。


その間、通る人が何をするか…といいますと…。

写メ。

中には「カワイイ。」なんて言ってる人もおられまして…。

猫の方は大変なんですけどねえ…。


以下、次号。