岡山時代のこと。

岡山出張所は、新製品(新薬)の販売に苦労していました…。

薬を売るには、地元の大学で治験が行われたかどうかが大きく作用します。残念ながら…。その新薬は岡山大学では治験が行われていませんでした。それで大苦戦を強いられたわけです。

そのころ、期初めには支店長面接がありました。その支店長は…。こんな事件を起こした奴なんですけど…。それでも支店長なのであります。

さて…。その面接ですが…。やはり、新製品たる「画巣論江濡」が売れないことへの追求となりました。

支店長曰く…。

「もし、画巣論江濡が売れないで、ノルマが達成できなかったらどうする気だ??」

私は、そりゃあノルマ達成が最大最高の課題でしょ…と思いまして…。

「それは、他製品を売って、ノルマ達成をするようにするのが営業の勤めだと思います。」

そうしたら支店長が…。

「お前は馬鹿か!! 画巣論江濡が売れなかったら、画巣論江濡を売るんや!!」

「はあ??????」

お前こそ馬鹿だろ!!

前提と結論が狂っているだろう…。

これで中国地方のトップだったのだから困りものでありました…。