某行政窓口で、社長夫人と隣り合わせになりました。

社長夫人といっても(失礼!!)、70歳を超えたご婦人で、社員は2人程度らしいです。

社長夫人曰く・・・。

「仕事がない。」

社員が会社に来ても仕事がないので、コンピューターゲームをして遊んでいるとのこと。それで・・・。

「仕事のないときは、休んでもらうようにしました。その日は日給の半分を支払って我慢をしてもらっています。」

・・・それも困ったもんだなあ・・・。

「(会社を)休ませたら助成金が出ると聞いて、ハローワークに聞きに行ったんですけど。とてもじゃあないけど、書類を作ることができないです。私の知り合いの会社で、助成金をもらった会社はないです。」

そりゃあそうで・・・。社長夫人が事務をやっているような会社ですから・・・。事務能力には限りがあるでしょうね。

それじゃあ、社会保険労務士に依頼するかというと・・・。

例えば、従業員2名を20日ほど休ませたとすると・・・支給額の上限が2×20×7730円。つまり、309,200円。

手数料を差っ引きづらい・・・。

シャローシも霞を食っちゃあ生きてはいけませぬ・・・。


「中小企業緊急雇用安定助成金が本当に必要な会社に、中小企業緊急雇用安定助成金が回らない。」

支給のしくみを簡略化すべきなんですよ。本当に必要なのは、助成金を使いやすくすることなんだと思うのです。