営業の引継ぎは、原則2日間。そんな妙なルールが日〇〇薬にはありました。他社の営業は「あり得ない。」って言ってましたけどね。

2日で、他地域から来る人間に引継ぎできることは限られまして・・・。そのため、どうしても「引継ぎノート」なるものが必要になったのであります。

私が岡山から松江に行く時も、「引継ぎノート」を作成。相手のOさんも私に引継ぎノートをくれたんですけど・・・。

Oさんから渡されたノートは、3日もせずに廃棄しました。内容がウソだらけだったもんですから・・・。

それは、Oさんの責任だけではなく・・・。その当時の上司の責任も大きいと思いますね。それは・・・。

「引継ぎノートを検閲したこと。」

私は、絶対に、上司には「引継ぎノート」は見せませんでした。何故かというと、ウソを書いてしまうからです。

営業なんて曖昧なもの。日報なんてものも、事実を歪めて書くなんてことも、よくありまして・・・。

「できていないこと」を正直に書くわけがないんですよ。上司が見るという前提で書くと・・・。

「お前、日報に書いていることとノートに書いてあることが違うじゃあないか!!」

私が岡山に転勤する前に書いたノートですが・・・。先日、会社の後輩(といっても、課長なので、私より上の役職になっちゃいました。)と飲んだ時に、その話になりまして・・・。

「ふとっちょさんが書いた引継ぎノートは、今でもありますよ。」

私は、「出来なかったことを出来た。」とは書かなかったですしね。もう1つは、夜の生活?のガイドも書いておきましたし。

独身で、新しい土地に行って、一番困るのは夕食を食べる店と飲み屋ですからね。

私が書いたノートが、後輩によって加除されていく・・・。何だかくすぐったくもありますね。