久しぶりに「こんな営業をしている社会保険労務士がいるのか。」と呆れてしまいました。

事の発端は、某社に呼び出されて「中小企業緊急雇用安定助成金」の変更について質問を受けた時のこと。おもむろに見せられたのが・・・。

「中小企業緊急雇用安定助成金のシミュレーション」なるもの。どこかのシャローシが「中小企業緊急雇用安定助成金を取るなら、このシミュレーションをして、助成金額が高い賃金割合を選んだ方が良い。」とアドバイスしたらしいのです。

まあ、営業ですから・・・。飛込みをするのは止めませんが・・・。

問題は、彼が「年齢者雇用アドバイザー(70歳雇用支援アドバイザー)」であること。その名刺を持って助成金の営業をしたことです。

年齢者雇用アドバイザー→独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構が委嘱するアドバイザー。

それと・・・。彼は、元ハローワークの職員だったんですよ。そして、驚くべきことに・・・。そのハローワークの職員であったことを営業ツールに使っている・・・。

さらに、彼の主目的は「平成21年度高年齢者雇用開発コンテスト募集」の周知だったんですけど・・・。その審査員のうち「彼は知っている。彼は、かつて私の部下だった。」とご丁寧に色ペンで印をつけて帰っているんです。

せめて証拠を残すなよ・・・。

アンケートも置いて帰っていましたが・・・。どうも、回収先の住所が、自分の事務所のようで・・・。

まず、何で、アノ会社に行ったのか?? 市街地にはない会社なんですよ。どう考えても65歳定年延長の助成金を取った先に行ったとしか思えん。

これって、私の予想通りだったら大変なことですよ?? 独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構さん。