6月12日。県総会の日、大学病院へ同行。この日、患者が外来の日であり、主治医が外来に出る週一の日(木曜日)なのであります。

患者自身は、他科の外来後に、こちらに合流。主治医に会うため待機しました。

患者本人が診察室に呼ばれ、中に入る時に、ゾロゾロと3人で入り込んだのでした。そして、簡単に状況説明。単刀直入にお聞きしたのです。

「A病とB病に関連性がありますか?」

主治医は、はっきりと言われました。

「いや。別の病気ですよ。」

「それでは・・・。A病が原因でB病になった・・・ということはあり得ますか?」

「いえ、それはありません。」

これで、審査請求が通る可能性が出てきた・・・と思いました。

その後、外来診療後に時間をもらうことになり、外に出ました。後の患者さんを待たせる事になりますからね。

主治医は、協力的で「何をすればいいか。」と言われたので、「意見書を書いていただきたい。A病とB病は別の病気であることを証明してください。」と申し上げたのです。

主治医は、その場で書いてくれました。その中身も、病変の発生部分の差まで説明してくれました。

主治医曰く「病院印を押したほうがいいですか?」

「その方が望ましいです。」

「回答票」が手書きであり公的文書の形なので、ワープロ書きの「意見書」には病院の印が押してあることが望ましい・・・という判断です。

私は公的文書たる「意見書」を入手したわけで・・・。行政側の根拠をひっくり返したわけで・・・。後は、私の上申書をどう書くか。審査請求は、次の段階へ移行しました。


さて・・・。A病は、かなり稀な疾患です。そのため、私は、ウェブ上でも検索したり、病院の資料室へ行って医学事典を漁りましたが・・・。情報は少なかったです。

後で主治医にもお聞きしたのですが・・・。大学病院でも年2例あれば珍しい出来事だとか。その分、情報収集には苦労しました。

そのことで、審査請求を提出する時に、ちょっとした・・・というか・・・。ムッときたことがあるのですが・・・。

それは、次回以降。


次回へ続く・・・。