よく特定社会保険労務士を受けるべきかどうか・・・という議論があるのですが・・・。私は、「受けることの出来る人は受けた方がいい。」と言います。

まあ、今は確かに役立たずな資格。金にはならないし、仕事も来ないし。逆に、今まで、個別労使紛争に関わったことのある人にとっては、自分の職域を狭める危険性がある試験であったわけで・・・。

でも、受けておいた方がいいですね。その上で合格しておいた方がいい。

私は、たまたま「あっせん」を2件ほど経験しました。しかし、特定でないと言う理由で「あっせん」には同席できず・・・でした。(まあ、ある意味、同席できなかった方が良かったのではないか・・・とも思ってはいますけどね。)

しかし、「同席すること」ができないという理由で顧問契約解除もあり得たわけで・・・。(1件は関与先だな。スポット受注だから。)

たまたま、会社側が、私を信頼してくれていただけなんですよ。何でかは知らないんですけどね。

私も少ないけど個別労使紛争には関わってきたわけです。そう言う意味では、「特定社会保険労務士試験に合格する事=会によって狭められた職域を元に戻す作業」とも言えます。

「おれんじえすあーる」さんが、ブログで、「Professional」と「Business」の観点から特定社会保険労務士について論じておられます。

私も「Professional」でありたい・・・と思います。「Business」の面も無視はできないんですけどね。