試験会場には、少し早めに入ったのですが・・・。意外に多くの方が席に座っておられました。気合充分??

ただ、受験者数は去年より少なかったですね。今年の特別研修の受講数が少なかった事。それと、「もう特定は受けない。」と決められた方も多いようです。(私の周りにも、2名おられました。)

試験官の言動もうまく行きました。去年は一人、ぱあぷうがいましたからね・・・。

解答用紙と問題用紙が配られ、受験地・受験番号・名前を書こうと思ったら・・・。

解答用紙の2枚目に3問分の欄がある・・・。まさか倫理問題が小問3題?? 実は、1問目の最後の欄が、解答用紙の2枚目に印刷されていたのでした。去年はどうだったっけ??


さて・・・。
第1問の小問(1)。
「求めるあっせんの内容」と言う基本問題なんですけど、ちょっと迷ったですね。特に「また、社員としてのボーナスも、その時々の会社業績などに応じて夏期は7月15日頃、冬期は12月10日頃に支給されていました。」と言う記述を、あっせんの内容に反映させる文章って??

それとY社とK社の2社が出てくるので、ちょっと迷ってしまいました。

小問(2)。「Xの主張(Y社の解雇は解雇権の濫用であるというもの)を基礎づける具体的主張事実の要旨」を問うもの。

5項目挙げろ・・・と言うことでしたが・・・。5つありました?? 私は、最後は、解雇予告手当をまだ払っていない・・・なんて書いちゃいましたけど。

小問(3)。逆にY社から「本件配転が権利の濫用ではないと主張する場合、その主張を基礎づける具体的主張事実の要旨」を問う問題。これも5項目。

小問(4)。Xの代理人の立場に立って、解決を図る場合、どのような対応による解決が妥当かを問う問題。

XがY社への復帰を望んでいる事から、その意思を実現するしかないかな・・・と。しかし、Xが折れないといけないところは折れないと・・・。とすると、配転を受け入れる事は仕方がないかな・・・と。その代わり、調整給の上乗せや支給期間の延長。または、配転に対しての補償一時金を出してもらうなどの要求が現実的かな・・・と。

まあ、この問題には正答はないと思います。交渉は生き物。どう転ぶかはわかりません。

小問(5)。Y社の代理人の立場から、Xの要求するK社への在籍出向に応じなかった説明を書くもの。

X以外の4人がK社への移籍に応じていますので、1人のみ在籍出向にはしづらいよな。給料も保証させられると、コスト削減にはならないし。


去年よりは書く欄が1つ少なかったものの、意外に時間に余裕がありませんでした。全問書き終えたのが、終了10分前。下書きをした問題が3問でした。

去年、私は「二度と受けたくない試験」と書いていますが・・・。今は、「三度と受けたくない試験」でしょうか。