では、率直な感想ですが・・・。

 やはり、「通すための試験」なのか「落すための試験」なのかが問われるでしょうね。今回の試験では・・・。

 第1回が、正直、そんなに難易度が高くなかっただけに、第2回の難易度が急に上がったのは、なぜなのか・・・と言うことです。

 1回目の高合格率の反動なのか。それとも、2回目の難易度が標準となるのか・・・と。

 また、二回目が標準となるならば、それに対応する・・・つまりは通る事の出来る研修・ゼミナールが必須と言うことになります。

 そうでなければ、社会保険労務士会主催の研修・ゼミナールは止めるべき。意味がないわけですから。

 試験一本にすればいいわけです。

 その点、現執行部による説明は必須です。大槻氏は「全員が通る試験。」を打ち出したはず。今回の試験が、その期待を裏切ったと思われる以上、責任問題が浮上するのは当然でありましょう。

 また、社会保険労務士会連合会として、弁護士会とどう言う調整を行なったのか。情報を公開すべきであります。


 ただ、今回の試験のレベルぐらいができなければ、弁護士と違った分野を構築するのは無理なのかも知れませんね。せいぜい、三流の弁護士にすぎなくなってしまうのかも・・・。

 そう言った意味では、私のADRの感覚を変えてくれた試験なのかもしれません。

 
 ただ、本音はやっぱり落ちたくないよなあ・・・。