異業種交流会に行った。本来は、主催者が某団体なので、会員でない私が参加できないのだが・・・。私の顧問先であるゲルマニウム販売社が来てくれ・・・と言うのである。

 この異業種交流会は、会社が各ブースを借りる形で行われる。つまり、お互いに各社のブースへ行き、自分の仕事や新分野への進出の手がかりを得よう・・・と言う趣旨である。

 私にとっては、「会社紹介シート」を代筆・作成しただけでも、契約外の仕事である。その上で、社長は、社会保険労務士のA先生を紹介してくれ・・・と言われる。

 たまたま、A先生の社会保険労務士事務所がブースを借りているのを目ざとく見つけたらしいのだが・・・。

 通常、社会保険労務士が社会保険労務士を紹介することはあり得ない。よほどの専門分野があり、その専門分野を外注したり、紹介したりする以外は・・・。

 今回は、「ゲルマニウム販売の代理店」等の募集が目的だったので、A先生の顧問先で仕事にしてもらえそうな会社がないか・・・との事だった。

 私としては「私が社長にゲルマニウム販売社を紹介してくれ・・・と言うのと同じですよ。」と言いたかったのだが・・・。社長が、この仕事を何とかしたいと言う気持ちはわかるので、A先生に紹介した。

 私は、その後、弁護士先生との打ち合わせがあったので、弁護士事務所へ移動。会場を後にしたのだが・・・。

 社長から、夜、電話があった。A先生は、「後からブースに行きます。」と言われたのだが、最後まで来られなかったらしい。

 おそらくは・・・。私の事を気にかけられたのだろう。ベテランとして、若手?のふとっちょが見ている顧問先のブースに行くわけにはいかない・・・と。

 私がA先生でもそうしただろうな。