昨日の講義終了後、行きつけの居酒屋へ行った。正直、行きたくなかったのだが、店長としては、「金曜日にはふとっちょが来る。」と皮算用しているらしい。それを裏切るのもどうかな・・・と思ったのである。

 しかし、食い物に変化がない。毎日がほぼ同メニューだと飽きてしまう。その上で、ビアグラスが冷やされていない。私は、ビアグラスは冷凍するぐらいが丁度いいと思っている。

 私の行きつけの店は、ほぼビアグラスを冷凍している。その上で、何杯かごとに、グラスを替えてくれる。そう言う店で飲まないと、ビールが美味しくない。

 それと困っているのがカラオケである。

 店の構造上、ドア近くがカウンター。奥が座敷になっている。その座敷にはカラオケが置いてある。

 これならば、座敷でカラオケを歌われても、表のカウンターには関係ない。「ああ、歌っているな。」としか思わなかった。

 ところが、何人かの客がカウンターでも歌えるようにしてくれ・・・と言ったそうだ。そうしたら、店長が、その要望に応えてしまった。

 何が嬉しくて、人の歌を聞きながら飯を食わなけりゃあいかんのか? それで、「お前も歌え。」みたいなことを言われた日には最悪である。

 私は、カラオケボックスでカラオケをするのは好きである。気のあった人と歌を歌えばストレスを発散できる。

 しかし、飯を食うところでは静かに飯を食わせろ・・・と思ってしまう。

 昨日は、聞きたくもない歌を聴かされ、拍手を強要された。その間、まずいビールを堪能した。

 さすがに、耐え切れなくなって、早めに帰らせてもらった。

 ただ、飲み賃が安くついたのは不幸中の幸いだろうか。