え~。「鍵の花」さんより質問が来ましたので、私なりの答を書きます。あくまで、私の考え方ですので、これが一般論と思わないでくださいね。

>ずっと気になっている事があるのですが、数字に弱い人、数字が苦手な人は社労士には向かないものなのでしょうか?

 数字的能力は必要でしょう。ただし、最低限のもので充分でしょう。

 私は、社会保険労務士に必要な資質とは何か?と問われたら、「書く能力」「聞く能力」「話す能力」「算数の能力」「交渉の能力」と答えます。

 その内、一つでも二つでも一流であればいい。他は、最低限でもかまわないと思っています。(全部、一流なら最高ですね。)

 「書く能力」・・・本を書く。提案書を書く。記事を書く。
 「聞く能力」・・・悩みを聞く。
 「話す能力」・・・講師になる。人に自分の意見を話す。
 「算数の能力」・・・決算書がわかる。最低の会計がわかる。(数学でないのに注意。)
 「交渉の能力」・・・事業主との交渉。従業員との交渉。役所との交渉。

 また、社会保険労務士と他士業との大きな差は・・・。社会保険労務士は前職を引く・・・と言うことだと考えています。営業職なら営業型の。総務職なら総務型の社会保険労務士になる。

 つまり、いろいろな能力を持った人間が集まり得る士業なのです。

 私の結論。数字的能力は最低限でいい。その他の能力で充分カバー可能。今の職業で得たものも、無駄にならないのが社会保険労務士です。