尼崎市の脱線事故で、JR西日本の労務管理のあり方についても刑事責任を追及するという。労務管理?? 私は労務管理と言う言葉に違和感を持ってしまう。

 オーバーランを起こした運転手には、日勤教育(再教育)なるものを受けさせると言う。報道によると、運転士の点呼場所から見える専用の机に見せしめのように毎日座らされ、反省文を何回も書かされるのだそうだ。

 そこに、私は疑問を持つ。反省文を何回も書く事によって、オーバーランが防げるのだろうか。むしろ、OJTによって技術の向上を図るほうが現実的であったろう。

 そこから考えると、日勤教育なるものは「教育」ではなく「見せしめ」であるとしか思えない。そこには、「労務管理」ではなく「恐怖による統制」の臭いがする。

 「労務管理」と言う言葉を使って欲しくない。


 うつ病で会社に来なくなった従業員について、社長さんに今日話をしようと思う。いつまで経っても年金手帳を持って来なかったため、社会保険に加入させる事ができなかったのが幸いしたかもしれない。彼を在職のままにしておこうかと思う。雇用保険は賃金ゼロなら保険料は発生しないし・・・。

 ただ、会社の携帯は早めに回収したい。それと、本人の様子も知っておきたい。休業が長引くようなら、新人を採用する事も考えなければならない。


 明日は月曜日だから仕事である。中には「明日、飲みに行こう。」と言う電話をかけてこられる関係者の方がおられるが、私は仕事なのである。何で、自分が休み=人も休みだと思うんだろう。