売上は入金とは違います。売上は商品ないしサービスが売れたら売上です。しかし、売上があがったからと言っても、即、入金ではありません。

 例えば、売上が「売掛金」や「受取手形」であがったら現金は支払期日まで待つ事になります。(手形割引をする場合は別ですが・・・。) つまり、お金になるのに時間がかかります。

 なぜ、そんな事を書くか・・・ですが・・・。請求書を出すのを怠って、会社に損害を与えた退職者が、こう言う言い訳をしてきたのです。「私が請求書を出すのを忘れていても、最終的にはお金がもらえたのだから、会社に損害はないはずだ。」・・・と。

 こう言う、大バカ野郎が世間に存在するのです。本当に存在するのですよ・・・。困ったもんです。それも配達証明付郵便で送ってきて大恥をさらしているのですから、たいした度胸なのですけどね。

 結局、資金繰りはキャッシュフローで行います。実際に入ったお金でないと、支払に回すことが出来ないからです。(手形の裏書等をのぞく。) その当時、当該会社は資金繰りに困っていたのだから、損害を与えた事に間違いはないのです。結局、銀行からお金を借りたのですからね。金利分だけでも損害になるのです。

 つまり、彼は資金繰りというものがわかっていないのです。知らないなら知らないでいいのに・・・。こう言うタワケな文章を送ってくる自体、情けなくなってしまいます。

 しかし、本当に、恥ずかしくないんかな??